いつから歯医者に連れて行ったら良いですか?
歯が生えてきたら連れてきてください。お口の中に歯が生えてきたらむし歯などになるリスクが生じます。
早めの受診とフッ素塗布をお勧めしています。
※歯が生えてなくても、おっぱいが上手く吸えないなど授乳の問題がある場合もご相談ください。
歯磨き粉(フッ素)は使ったほうがいいの?
市販されている歯磨き粉にはフッ素入りのものとフッ素が入っていないものがあります。
フッ素には歯を強くしたり、むし歯菌を倒すなどむし歯を予防するために必要不可欠な効力があります。
特に歯科医院では市販の歯磨き粉の約10倍の濃度のフッ素を塗ることができますので、より予防効果が期待できます。
歯みがきはいつすればいいの?
朝起床後と夜就寝前をオススメしております。
寝ている間は唾液の量が減るため、むし歯のリスクが非常に増加します。フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、よりむし歯予防の効果があります。
乳歯が残っているのに永久歯が生えてきました。どうしたら良いでしょうか?
永久歯が先に生えてきて、そのあとで乳歯が自然に抜ける事もあります。ただ、いつまでたっても乳歯が抜けない、永久歯の永久歯の歯並びに影響を及ぼしている場合は抜歯が必要となる可能性がございます。
むし歯菌は大人から子どもにうつりますか?
周りの大人からの菌は食器の共有をしていなくても気付かないうちに子どもに感染しております。
ですが、それによって子どものむし歯リスクが高まる可能性は低いです。
最も大切なことは周りの保護者の方がむし歯や歯周病の原因、予防法を正しく知り、治療や検診をすることで家族みんなが常に低いリスクを維持することです。
保護者の方のリスクとその子どものリスクは相関します。
感染を恐れてしまい、スキンシップが必要な時期に避けてしまうことは子どものその後の愛着形成に影響を及ぼす可能性がありますのでオススメしません。
子どもの歯並びについて注意事項はありますか?
大人の歯(永久歯)は子どもの歯(乳歯)と比べて約1.5倍大きい歯が生えてきます。
そのため乳歯の時期に歯と歯の間に隙間がない場合は、生え替わりの際にデコボコな歯並びになる可能性が高いです。
乳歯が生えてきた際に隙間がないようですと、一度歯医者で確認してもらうのをお勧めします。
いつから矯正を検討した方がいいでしょうか?
6〜7歳頃で6歳臼歯(第一大臼歯)が生えていて、上下の前歯がそれぞれ2〜4本生え変わった時期が適齢期としています。
子どもの矯正は顎の骨の発達成長も利用しますので、行える時期が限られています。
まずは検査をして説明を受けることをお勧めします。